THE LONG GOODBYE


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釣行5回目

 
暑さ寒さも彼岸まで、って言うけどホント今日は春らしい穏やかな日でした。予報を見た時は、もう釣りには最高!なんて期待したのに、先日の雨が余計でしたね。雪解けと重なって川は雪代増水。ドライで釣りたいのに、この時期の増水は厳しいですなぁ。と言っても、川が気になって出かけてきました。朝は、氷が張ってて寒かった〜(>_<)

 
朝の水温は5℃。水量はガンガン流れ。まあ、釣れなくて当たり前。釣れればラッキー!ぐらいの気持ちでスタート。そのスタートも、川へ降りるまでが積雪がまだ多くて大変だった。中途半端に緩んでいるから、弱いところを踏み抜くと胸までズボッと埋まりそう。下りはヘタに歩くより橇のように滑ってしまった方が安全だった。

 

 
高低差の急なところはガンガン流れで、フライなど流す余地も無し。緩いところは川幅いっぱい分厚い流れ。やれやれ、春の陽気に誘われて気になって来てみたものの、今日は今シーズン初のボの字になるんじゃないかと思ったな。ボックスにはニンフも入っているけど、覚悟の上でドライフライ。

 

 
それにしても魚影なし。そういえば、雪の上に落ちてたなぁ、餌釣りの鉤。初めは、ごみを捨ててって!って思ったけど、手に取ってみたら鉤がまだ残っていた。何でこんな落とし物?これを置いて行くなら、魚を置いて行って欲しかったな。
 

 
それでも10時になってユスリカが少し出たらフライにきた。サビも消えかけて水の中でキラキラして大満足。リリースして、煙草に火をつけて暫し余韻に浸ってしまった。ボーっと森を見てたら、樹の根元で動くものが…リスだった。やっぱり出かけてきて良かったな。この川も、やっと春めいてきた感じ。

 

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